岩手山を望む大きなガラス窓は
偶然の産物⁉︎
咲き誇る花々の庭を眺める
コンテナカフェ
盛岡市の中心部からもその秀麗な姿を望むことができ、ふるさとの山として地元の人々に愛される岩手山。南部片富士の名でも親しまれる岩手県の最高峰です。
その岩手山の麓にあり、目の前に雄大な岩手山を眺めながらカフェタイムを過ごせるのが、「ペレニアルロックガーデン春子谷地 cafe ミルクの里」です。小岩井農場から車で約5分、山肌に生える木の一本一本まで判別できそうなほどの近さから見る岩手山は迫力満点。カフェのすべての座席が山を望む大きなガラス窓に面していて、心ゆくまで山の眺めを堪能することができます。
当初、「ぺレニアルロックガーデン」の名前の通り、四季折々の植物が楽しめるロックガーデンとして計画されたこちら。もともと建設業を営んでいたオーナーが、ゴルフ場設計士で庭園設計も手がける新井剛(あらいこわし)氏と知り合い、建設業用の重機や岩を生かして広大なロックガーデンの造営を手掛けたことが始まりでした。
庭園を見に訪れる人が増えて、休憩するスペースが必要になったことからカフェを開業。カフェの大窓から岩手山が見えると気がついたのは、カフェの完成後……なんと、岩手山の大パノラマは偶然の産物だったのだといいます。
5年ほど前には全席大窓からの岩手山ビューが楽しめるコンテナ席が増築され、カフェ店舗が現在の形になりました。庭園やカフェ店舗はオーナー御一家による手作りで、長居したくなる温もりにあふれています。丘の上に設置されているハンモックも自前の手作りで、子どものみならず大人からも大人気。雄大な自然のなかでゆらゆらと体を預ける感覚に、何とも幸福な癒しを覚えます。
ペレニアルとは宿根草や多年草の意味。庭園ではシーズンごとに草花が入れ替わり、四季折々の景観を楽しませてくれます。秋にはダリアや秋明菊が美しい花を咲かせるほか、岩手山の山肌が紅葉していく様子も楽しめます。季節の深まりとともに、山頂から山麓に向かって赤や黄色に染まっていく様子は見事だそう。
カフェの人気メニューは、シチュー&カレー&オムレツ。スパイスやニンニクを加えて手作りした人気のカレーとシチューに、柔らかく煮込まれた牛タンがごろごろ入っています。このほか、牛タンハンバーグの挽肉も自家製にこだわるなど、手間ひまを惜しまない調理が美味しさの秘訣。
スイーツメニューのおすすめは、シーズンごとに限定の味が楽しめる自家製タルト。秋にはマロンタルト、柿ジュースなどの限定メニューが登場するのでぜひご賞味ください。
店舗では自家製のドライフラワーを販売しています。お土産やプレゼントにしたり、家の壁に掛けてスワッグとして楽しんだりも
店舗データ
店名
ペレニアルロックガーデン春子谷地 cafe ミルクの里
URL
お問い合わせ
019-680-2030
住所
岩手県滝沢市鵜飼花平 100-1
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