秋旅 note

2024/09/03

花巻エリアのここは行っておきたい！カフェ５選

カテゴリー：グルメ・お酒

エリア：県南エリア

花巻エリアのここは行っておきたい！カフェ５選

カフェを巡ってみたら、食から街づくりから宮沢賢治まで、花巻の楽しみ方が見えてきた

　いまちょっとアツいのが、花巻のカフェ。花巻といえば宮澤賢治のまち、温泉のまち。それも良いけど、この秋花巻を訪れるなら、おしゃれで心地の良いカフェがおすすめなんです。

　レトロな昭和のデパート大食堂、宮沢賢治ゆかりのお店、クラフトビールが楽しめるお店や、ハラール料理対応のカフェなど個性豊かな５店舗を巡ってみましょう！

10段ソフトと昭和レトロを味わう
マルカンビル大食堂

　2016年に惜しまれつつ閉店したものの、全国のファンや地元の応援により６階大食堂が復活を果たしたマルカン百貨店は、花巻市街地を語る上では外せないスポット。以前の内装やインテリア、メニューを生かし、ノスタルジックな昭和の雰囲気が味わえるレストランです。

　なんといっても外せないのは、10段巻き（！）のソフトクリーム。あまりの高さゆえ、クリーム部分が倒れないように箸で食べるのが流儀です。筆者のおすすめは、とんかつとサラダが乗ったナポリタン「ナポリカツ」。サクサクのカツとたっぷりのケチャップソースがたまりません。昭和レトロにどっぷりと想いを馳せながら、どうぞ召し上がれ。

✦10段巻きの名物マルカンソフト。複数人で箸で頂くのも楽しい！

✦レトロなナポリカツのナポリタンは昔ならではのお味。さっくさくのポークカツは軽い歯触りで小気味いい。

✦詳細情報

施設名
マルカンビル大食堂: お問い合わせ
電話番号：0198-29-5588 公式HP：https://www.kamichoyamori.com/marukan-bldg-restaurant: 住所
岩手県花巻市上町6-2: マップ

宮澤賢治の世界を旅する喫茶室
林風舎

　花巻駅からほど近く、煉瓦造りの建物にミミズクの看板が印象的な林風舎は、宮沢賢治の実弟である宮沢清六さんの孫、宮沢和樹氏が営むお店です。一階のショップには「雨ニモマケズ」の複製手帳など、宮沢賢治グッズが所狭しと並びます。

　二階の喫茶室は、アンティーク調のインテリアで統一された暖炉のある空間です。人気メニューは、フランボワーズとアーモンドの飾りが可愛らしいロールケーキ・オリザ。オリザとは賢治作品『グスコーブドリの伝記』に登場する稲の学名で、その名の通りロール生地には米粉が使われています。賢治作品の世界に想いを馳せながら、喫茶室の展示を眺めたり、オリジナルグッズの買い物を楽しんでみませんか。

✦煉瓦やステンドグラスでできた入り口は、なんだか物語調な雰囲気。

✦二階のカフェは素敵なアンティークの数々。ロマンチックな雰囲気とアートを感じる空間で賢治の作品に浸りたい。

✦詳細情報

施設名
林風舎: お問い合わせ
電話番号：0198-22-7010 公式HP：https://www.e-haweb.com/home/rinpoosha/index.html: 住所
岩手県花巻市大通り1-3-4: マップ
玄米ごはんとハラール料理でランチを Sobe's Cafe 農家兼カフェオーナーが運営しているSobe's Cafe。自家製玄米のタコライスや、植物性食品だけで作られたチキン南蛮、ハンバーグなどのランチメニューを提供しています。 玄米に目がない筆者は、噛めばかむほど味わいを感じる玄米ごはんの虜。お肉を使わない肉料理も食材の旨みがしっかり詰まっていて、本物のお肉よりも滋味深さを感じるほどです。 メニューの全てがハラールとオリエンタルヴィーガンに対応していて、いろいろな食習慣の人たちと一緒にテーブルを囲めるのもポイント。パフェやティラミスなどのデザート類はすべてグルテンフリーなので、たくさん食べても罪悪感ナシ！　アレルギーのある方も気兼ねなくオーダーできます。 ✦グルテンフリーお豆腐のティラミス。八幡平市の豆腐屋「ふうせつ花」のお豆腐で作った人気デザート。 それにほっとする甘さの玄米甘酒。身体に優しい美味しさが身に染みていくよう。 ✦ランチメニューの、ベジチキン南蛮タルタルソース。からあげにした「畑のお肉」とタルタルソースを絡めていただきます。 ✦詳細情報: 施設名
Sobe's Cafe: お問い合わせ
電話番号：0198-24-7100 公式HP：https://cafe.sobe.jp/: 住所
岩手県花巻市山の神578-4: マップ

賢治の面影を探してカフェで休憩 茶寮かだん 花巻市役所すぐそばの市街地の坂の途中、ぽっかりと時間の流れが抜け落ちたような、風情あふれるお屋敷があります。呉服店を営んでいた旧橋本家別邸を改修し、茶寮かだんは2016年にオープンしました。宮沢賢治が設計した花壇を見ることができるカフェです。 和風の門と玄関をくぐると、和室や縁側のほか、レトロモダンな洋間まで丁寧に設えられた店内に目を奪われます。こだわり焙煎豆のコーヒーもいいけれど、お抹茶やおしるこを頂きたくなる風情にもあふれていて、メニューを目の前に考え込むことしばし。ランチを召し上がる際には、電話にて事前の予約を。長い時を超えてきた庭園と古民家を眺め、ゆったりと過ごす時間が待っています。 ✦こだわりの焙煎豆で淹れるハンドドリップコーヒー。 この日はゲイシャコーヒーにベーコンサンド。美しい庭園を眺めながら、当時に思いを馳せます。 ✦デザイン性の高い窓枠や、テーブルセットなどのインテリアにもこだわりを感じる人気の洋間。 ✦詳細情報: 施設名
茶寮かだん: お問い合わせ
電話番号：080-2823-1048 公式HP：https://hanamaki-kadan.com/: 住所
岩手県花巻市花城町11-12: マップ

看板商品は焼きたてベーグルとクラフトビール Lit work place 花巻駅東口のロータリー、ひときわ目を引くイマドキの建物がLit work placeです。セルフリノベーションで改装を重ねた店舗は、1階がショップとカフェとブリュワリー、2階はクラフトビールが楽しめるタップルームになっています。 ベーカリー＆コーヒースタンドは朝7時から営業していて、旅の朝のお散歩などにぴったり。日に10種類ほど並ぶ焼きたてベーグルに、おかず系からスイーツ系までそろったトッピングを加えてオーダーするのですが、その種類の多さに悩むのも楽しみのうち。 夕方17時からはタップルームの営業にシフトし、1階で醸造されるクラフトビールの飲み比べを楽しむことができます。朝も夜も花巻駅前でLit（楽しむ）しよう！ ✦店主おすすめのセサミベーグルにサーモン＆クリームチーズ。花巻産りんごを使用したりんごジュースも絶品。 他にも様々な種類のベーグルサンドやキッシュ、デザートがあり、迷ってしまいます！ ✦クラフトビールの注ぎ口が並ぶタップルーム。端から端まで飲み比べたい！駅も近く、宿泊で訪れてもいいですね！ ✦詳細情報: 施設名
Lit work place: お問い合わせ
電話番号：0198-41-3049 公式HP：https://akr9857560112.owst.jp/: 住所
岩手県花巻市大通り1-7-40: マップ