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秋旅 note Trip to Iwate in Autumn

2024/10/10

【予約受付中!】特別公開!釜石市の銘酒「浜千鳥」酒蔵ツアー

【予約受付中!】特別公開!釜石市の銘酒「浜千鳥」酒蔵ツアー

新酒シーズン到来! 三陸の海の幸と相性ぴったり、手間ひまかけて仕込んだ釜石の地酒を堪能

 日本三大杜氏のひとつ、南部杜氏の酒造りを見学できる特別な酒蔵ツアーがこの秋開催されます。

訪れたのは釜石市にある酒蔵「浜千鳥(はまちどり)」。自然とひとつになった酒造りをコンセプトに掲げ、三陸の海と北上山地の山の豊かな環境に恵まれた風土で、蔵の個性を醸しています。

1「浜千鳥」の銘

昭和の終わりから使われているという「浜千鳥」の銘。地元の書家によるもので、「鳥」の字が鳥のかたちになっているアイディアに脱帽!
 

新米の出回る秋は、酒造りの最盛期でもあります。昼間は蔵をあげて仕込みを行なっているため、見学ツアーは午後からのスタート。はじめに浜千鳥の酒造りの特徴や工程について映像を鑑賞します。

 映像では、洗米に始まり、蒸米、もろみ造り、搾り、火入れから貯蔵、出荷までの流れを分かりやすく紹介。納豆菌があると麹菌が負けてしまうため、仕込みの時期には食べずに我慢しているというお話が印象的でした。ヨーグルトやみかんなどを禁止する酒蔵もあるそうです。

 映像を見たら、いよいよ酒蔵へ。蔵を案内してくださったのは南部杜氏の奥村康太郎さんです。奥村さんは、杜氏による日本酒造りに憧れて釜石に移住し、29歳のときに南部杜氏の選考試験を最年少で首席合格したというスゴイ方!

2奥村さん

「大吟醸などは甘みがあって女性でも飲みやすい口当たりですが、浜千鳥のスタンダードな商品は流行に流されずに自社の味を造っていきたいです」と語る奥村さん

 

 蔵に入ると米研ぎ場があり、原料となる酒米が積まれています。蔵の中には甘く芳しい日本酒の香りが充満していて、胸いっぱいに吸い込むと早くもほろ酔い気分。米を蒸すための巨大な甑(こしき)、製麹室(せいぎくしつ)の説明を受け、もろみを発酵させるための仕込み庫へ。

3米を蒸す巨大な甑

米を蒸す巨大な甑(こしき)、一度に1トンもの米を蒸すことができます

 

巨大なタンクが40基ほど並べられ、耳を澄ますとふつふつと発酵するもろみの声が聞こえてきます。タンク1つで6000リットルの容量があり、ここでは20日間ほどに渡り、毎朝、溶けた米をかき混ぜて発酵を促します。

4 40基ほどのタンク

醪(もろみ)を発酵させるための仕込み庫には40基ほどのタンクが並んでいます。醪は発酵すると熱を持つため、タンクの周りに水を流して温度の管理を行います

 

奥村さんが「酒造りで一番大変なのが温度管理です。温度が高いと良い香りが出ず、味が濃くなってしまう。氷点下になる東北の秋冬は酒造りにちょうど良い気候なんです」と教えてくれました。

5火入れをして熱いままボトリング

火入れをして熱いままボトリング。熱殺菌をしつつ、熟成を止めて味の変化を少なくするための工程です

 

 蔵を巡ったあとはお待ちかねの試飲タイム! 浜千鳥では地元の農家が栽培した岩手生まれの酒米「吟ぎんが」や「結の香」を使用。水にもこだわり、さらりとした優しい味わいの北上山系の伏流水、釜石鉱山の地下から湧き出るまろやかな「仙人秘水」、酵母が香りたつ発酵に適した大槌町の「源水」などを使い分けています。仕込みの状況などにより試飲のお酒は変わりますが、11月からは季節の新酒も登場予定。

6浜千鳥のお酒

浜千鳥のお酒はこんなにも種類豊富!試飲が楽しみで仕方ありません!

 
 
7杉玉
新酒の完成と同時に青い葉で仕込む杉玉。酒の熟成具合を杉の葉の色合いで知ることができる酒蔵のシンボルです

 

 浜千鳥のお酒は、さらりとした口当たりにほのかな甘みが感じられるのが特徴で、釜石の海の幸との相性がぴったり。新里社長におすすめのアテを伺ったところ、「イカ刺しと浜千鳥の組み合わせが好きですね、地元釜石の藤勇醸造のしょうゆを少し多めにつけるのがポイントです」と嬉しそう。それを聞いたら今宵はもう、三陸の海の幸を求めて釜石の居酒屋に繰り出すしかない!

8新里社長

貫禄がありながらも優しげな表情の新里社長。ツアーはおひとりでも大歓迎とおっしゃいます

 

 ツアーの最後にはお土産ももらえるので、岩手の食材と地酒の組み合わせや、銘柄の飲み比べを心ゆくまでお楽しみくださいね。

9浜千鳥の半纏

浜千鳥の半纏(はんてん)を着て記念撮影もできます!

 

 

✦浜千鳥が買えるお店

かまいし特産店

岩手県釜石市鈴子町22-1 シープラザ釜石2階

電話 0193-31-1180

https://hamayuri.net/?mode=grp&gid=978746&sort=n

道の駅釜石仙人峠

岩手県釜石市甲子町第7地割155-4

電話 0193-27-8530

https://kamaishi-kankou.jp/gourmet/michinoeki/

 

✦ツアー概要

開催日

10/26(土)11/2(土)、11/9(土)、11/23(土)、11/30(土)、12/7(土)、12/14(土)、12/21(土)、12/28(土)

開催時間

14:00 浜千鳥集合

(所要時間約1時間 14:00~15:00)

催行人数

15名まで(最小催行人数1名)

参加料

3,000円(税込み)  プレゼント付き 

お申し込み先

(一社)釜石観光物産協会

電話 0193-27-8172

銘酒「浜千鳥」酒蔵ツアーを開催します - 【釜石の観光 かまなび】釜石観光物産協会公式サイト (kamaishi-kankou.jp)

 

詳細情報

施設名

株式会社浜千鳥

お問い合わせ

電話 0193-23-5613 

https://hamachidori.net/

住所

岩手県釜石市小川町3-8-7

 ※酒蔵では商品の販売を行なっておりません

 

マップ

 

 

 

 

 

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